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2018年度卒業証書授与式を挙行しました

掲載日:2019.03.09

2018年度卒業証書授与式を挙行しました

2018年3月9日(土)、通信制課程では9回目になる卒業証書授与式を行いました。

当日は全道・全国から「今日」という晴れの日を目標に頑張ってきた卒業生たちが集まりました。

賛美歌による入場、
そして宗教主任の肥田先生による招きの言葉で卒業証書授与式が始まりました。

西田校長から卒業認定の宣言があった後、
一人ひとりと熱い握手と卒業証書が手渡されました。

「入学から今日までの日々を思い出してください。「今日」と同じようにこの礼拝堂に座った入学式からの月日の中では、決して楽しいことばかりではなく、つらい思い出のほうが多い人もいるかも知れません。しかし、今日に至るまで皆さんの姿を見守ってこられた保護者の皆さんや、いろいろな思いに寄り添いながら励まし苦楽を共に向き合ってきた通信制課程担当の先生方は、卒業生する皆さんの体と心の成長をはっきりと感じていることと思います。」
と、卒業生やその保護者、指導に関わった先生方の思いを話してくれました。
また、
「『新約聖書十二項マタイによる福音書七章十三節:狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。』と、説かれています。考えてみると、皆さんはすでにその狭い門をくぐり、細い道を歩み続けています。その細い道は、振向けば、すでに少し広がっているように感じませんか。今日、ぜひ、狭き門を巣立つとき、これからの人生を見つめてください。きっと、入学式の時とは違った広い道が見えるに違いありません。その先には、命に例えられた大きな喜びが必ず待っています」
と、卒業生の新しい門出を祝しました。

続いて、在校生代表からは「送別の言葉」が送られました。
「転校したばかりで新しい環境に不安と緊張の毎日を和らげてくれたのは、先輩方の気軽に話しかけてくれた他愛のない会話でした。そして、何よりもうれしかったのは、新しく入ってきたばかりの私に気付いて話しかけてくれたことが忘れられません。今、三年生のみなさんはとわの森三愛高等学校通信制課程で過ごした学校生活をどのように振り返っているのでしょうか。楽しいこともあれば辛く悩んだ日々もあったかと思います。多くの人と出会い、共に貴重な経験をし、これまでのすべてが思い出になって今の自分の成長につながっているのではないでしょうか。めぐり合った友人たちとの「絆」を宝とし、お互い切磋琢磨しながら未来を切り拓いていってください」
と、言葉では尽くすことのできない卒業生への感謝の気持ちを伝えました。

そして、卒業生代表からの「別れの言葉」は、とわの森通信制課程に集い卒業を迎えた卒業生、保護者、先生方が思いを一つにできた熱い思いが述べられました。
「あっという間の三年間でした。私は小学校、中学校の時、あまり学校には行っていませんでした。高校では、今までの学校生活で経験できたはずのことや、ここで経験できることをたくさんやろうと強く思いました。全部のプログラムに参加しようと毎日通いました。この学校の良いところは、いつも仲間が周りにいてみんな一緒になって取り組むところです。その一つ一つは珍しくも何ともない普通のことなのですが、その積み重ねがみんなの宝物になりました。私がこの学校へ来たのは「正解」でした。これは確かなことです。みんなにとっても「正解」だったと思います。でも、どこにいても「正解」にできるように、たくさんの「何か(経験)」を集めていかなければならないと思うようになりました。」

「三年間、短かった…。答辞には相応しくないかもしれないけど寂しいです…。でも、みんなとも今日でバイバイです…。さよならです…。言い尽くせませんが、皆さん、ありがとうございました!」
と、とわの森通信制課程で過ごした思いを自分の言葉で伝えてくれました。

卒業証書授与式を終えた卒業生は、
教室に戻り最後のホームルームを行いました。
卒業担任の梅津先生からは、
「とにかくジタバタしていきなさい。ジタバタしていれば何とかなるぞ~」
と、それぞれの道を歩む卒業生に励ましの言葉が送られ締めくくりました。

今日という忘れることのできない素晴らしい日を迎えた卒業生の表情は、
純粋で、素直で、頼もしい希望の満ち溢れていました!
数え切れないたくさんの思い出は、
卒業生に限らず保護者の皆様、先生方にとっても忘れることのない最高の宝物です。

2018年度卒業生の皆さん、卒業おめでとう!

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