卒業生メッセージ
卒業⽣からのメッセージ
門間 翔永さん (2023年度卒業)
私は中学1年生の時に体調を崩し、学校へ通えなくなってしまったため、とわの森三愛高校の通信制に入学するという決断をしました。頭痛や倦怠感などが続き、何もする元気がなく、ただ時間だけが過ぎていくとても辛い日々を過ごしていたことを思い出します。そんな時期を乗り越えることができたのは、家族や先生方、友達など周りの人に支えられたからです。
3年前の入学当初、私は「通信制高校に行ってもきっと楽しくない」「友達なんかできるわけない」と思っていました。1 年生の頃はコロナウイルスの影響によりクラスメイトと交流する機会が少なかったこともあり、この思いはどんどん強くなっていきました。しかし、クラスメイトとの交流が少しずつ増えた 2 年生の頃から、その思いが少しずつ変わっていきました。実習系の授業や沖縄研修旅行などが、クラスメイトと交流するきっかけになりました。友達と過ごす時間はとても楽しく、入学当初、これほど大切な友達ができるとは思ってもいませんでしたが、今では高校生活をここで過ごして良かったと思えるまでになったのも、友達や先生方のおかげであり、とても感謝しています。
大学受験の時にもたくさんの人に助けられました。先生方は何度も面接練習をする時間を作ってくださり、そのたびに的確なアドバイスをいただきました。ほかにもともに面接練習を頑張る仲間、応援してくれる人たちなど、こうした方たちのおかげで、進学を心から望んだ大学に合格することができました。
学習の楽しさを実感し、大学では学類の卒業生代表に
山田 廉さん (2020年度卒業)
酪農学園大学進学
学校見学会に参加し、自分のペースで学べる点や高校の雰囲気に魅力を感じて入学を決めました。レポート課題や体験授業に取り組む中で学習の楽しさを実感し、人との関わり方も身につけることができました。高校卒業後は、内部進学制度を利用して、酪農学園大学へ入学しました。高校で養った自発的に取り組む力は、大学の学びでも生き、卒業式では循環農学類の代表として卒業証書を受け取る大役を担いました。今後は地下鉄駅員として、札幌を訪れる方に安心して地下鉄を利用して頂けるように頑張ります。