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【8月・9月】農食環境科学科の高大連携授業

掲載日:2022.10.11

【通信制課程 農食環境科学科 通学コースの高大一貫授業】

8月24日(水)に今年度第3回目となる高大一貫授業が行われました。酪農学園大学 農食環境学群循環農学類 作物栄養学研究室 小八重善裕准教授にお越しいただき、「堆肥づくり」の実習が行われました。今回の実習では、作物栄養学研究室に所属する3名の大学生にもご協力いただきました。
今回の実習では、酪農学園大学中小家畜研究会」から羊の敷き藁1週間分、江別市内にある「株式会社 菊田食品」様から廃棄される予定の豆腐1日分(約200kg)を頂いて、地域資源を活用した「堆肥づくり」を行いました。
酪農学園では、「健土健民」を建学の精神として教育の根幹としています。健やかな土地から生み出される健やかな食物によって健やかな生命が育まれる。この考え方に基づいて、循環農法を実践してきました。
今回の「堆肥作り」では、普段廃棄される無機物が有機物に代わる過程を身を持って体験できた良い機会となりました。今後も有機肥料を活用した農業の在り方について学んでいきましょう。
肥料作り:もみ殻、豆腐、敷き藁をミルフィーユのように重ねて水分と共に混ぜていきます。これが3~4か月で堆肥となります。

【通信制課程 農食環境科学科 通学コース3年 静修高校と稲刈り】

9月21日(水)に静修高校の生徒が来校し、農食環境科学科3年生と合同で稲刈り実習を行いました。
農業に興味関心の強い静修高校の生徒たち。今回で2回目の来校となりました。去年稲刈りを経験している農食3年のメンバーは、静修高校の生徒たちのお手本となり、稲刈り鎌の使用法や刈った稲を縛っていく作業をていねいに教えていました。農食の生徒たちは教えることの難しさを感じた一方、農業を通して他校生と交流できたことに充実感を感じたようです。

今回収穫した稲は4月に種まきをして5月に田植えをしました。収穫後は、はさがけをして乾燥させていきます。その後、脱穀、精米し、私たちが普段食べている白米となります。
日本人の主食である「稲」は農業を学ぶ上でとても大切な作物です。管理作業や収穫体験を通して生徒たちが命を頂くありがたみや、農業の楽しさを感じてもらえたらいいなと思います。
最後は全員で記念撮影。交流を通して仲も深まりました。次回は11月の来校。今回収穫した稲を調理して美味しくいただきます。楽しみですね。

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