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2024年度 入学式 学校長式辞

掲載日:2024.04.10

2024年度 入学式 学校長式辞

 新入生78名の皆さん、ご入学おめでとうございます。また保護者の皆さま、ご家族・ご親族の皆様、おめでとうございます。本校を代表して、皆様のご入学を心より、お祝い申し上げます。
 本日、ここに学校法人酪農学園 髙島理事長、酪農学園大学 岩野学長をはじめ、多くの来賓の方々のご臨席を賜り、入学式を挙行することができました。本校を選んでいただいたことに感謝すると共に、入学生の皆さんの更なる「成長」支援の重責を感じています。
 新しく皆さんをお迎えした本校の通信制課程では、多くの生徒が様々な事情や困難を乗り越えながら、新たな目標を持って学んでいます。その学びの過程の中には、不安や心配もあることでしょう。しかし、ご安心ください。我々、教職員が皆さんを支えるチームの一員として、参加させていただきます。あせらずに、あきらめずに半歩、一歩と着実にその歩みを共に進めていきましょう。
 通信制課程の学びは、柔軟性と多様性を持ち合わせている一方、その自由度の高さゆえ、自己管理の力が養われますし、本校では「学ぶ楽しさ」に重きを置き、そこから数多くの更なる成長のための「きっかけ」をちりばめています。同じキャンパス内にある酪農学園大学の広大なフィールドや施設を生かした本校ならではの様々な体験型授業を準備しています。本校での学びを通して、自分ではまだ気づいていなかった自らの「新たな価値」を発見し、自身が有する可能性を最大限に拡げてみてください。
 さて、本校の建学の精神は、神を愛し、人を愛し、土を愛すという「三愛主義」と、健やかな大地から生み出される健やかな食物によって健やかな生命が育まれるという「健土健民」です。この精神や考え方に即して、教育活動を実践し、その具現化を図り、先ほど紹介いたしました年度聖句・新約聖書ローマの信徒への手紙12章10節『兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。』が示す、人間育成を目指しています。 
 時代がどれだけ早く激しく変化したとしても、人々が互いに「喜び」と「幸せ」を共有し、過ごしていくためには、愛情と尊敬をもってお互い接し、それぞれの価値を認め合い、人間性を高めることが大切です。これは、本校が最も重要視することの1つです。今、少しだけこの場で思いおこしてみてください。現在の自分が、周囲の方々の愛情に包まれながら、支えられてきたことを、改めて実感できるはずです。そして、皆さん自身も、他者に対して、愛情と尊敬をもって接してきたはずです。
 もう1つ。日常の中に、皆さんには数多くのチャンス(機会)が与えられています。このチャンスに、気づけるかどうか、また生かせるかどうかは、しっかりと「準備」をしているかどうか、そして、一歩を踏み出す「勇気」を持っているかどうかにかかっています。挑戦したいことがあるのは素晴らしいことです。たとえ、失敗したとしても、乗り越えるための「準備」と、突き進む「勇気」を持ち合わせることで、成長のための数多くのチャンスに気づき、また生かせると考えます。
 本日、入学生の皆様に、先ずお伝えしたい、そして、この先ずっと忘れないでいてほしいことが、このことです。常に頭と心において、新しく出会う仲間たちをはじめ、皆さんが関わる全ての人々に接することを大切にしてください。
 最後に、保護者の皆様、ご家族・ご親族の皆様に申し上げます。新入生にとって、これからの高校生活は、多くのことを見聞し、考え、人間的な成長を遂げながら、新しい自分を発見し、自らが理想とする「将来」へと近づく、旅や航海の始まりの第一歩となるでしょう。しかし、我々は知っています。その道の途上には、楽しさだけではなく、苦難や艱難も待ち受けていることを。そして、同時に希望も待ち受けていることも。人生の先輩として、ご家庭でも温かく見守り、適切な助言をお願いいたします。 
 私たち教職員全員も、本日入学を許可いたしました未来ある若者たちに、愛情と尊敬をもって接し、大いなる成長のために全力をあげることをお約束いたします。
 新入生の皆さんが、いつの日か振り返った時に、『今日この日が「新しい自分との出会い」の出発点だった』と胸を張って言える充実した高校生活を送ることを願って、式辞といたします。改めて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

2024年4月8日

酪農学園大学附属とわの森三愛高等

学校長 石川 和哉

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