【日曜メッセージ】― 思い悩むな —(花の日礼拝)

【日曜メッセージ】「思い悩むな」(花の日礼拝)

今日は6/24の学校礼拝(花の日礼拝)のメッセージをお届けします。

 

野の花がどのように育つのか、注意してみなさい。

( マタイによる福音書 6章28節 )

 

生徒玄関前と礼拝堂に、たくさんの花が飾られました。今年は、機農コース2年生がデザイン、準備をしてくれました。ありがとうございます。ここにある花々は、よく見ると完璧ではありませんし、どれ一つ同じものはありませんが、とても綺麗です。全力で咲いている姿が、人の心に響くのだと思います。

さて、ここ数ヶ月は、新型コロナウィルスの感染拡大により、生活がすっかり変わってしまいました。普段当たり前にできていたことが、できない毎日。でも、普段できなかったことができたという人もいるのではないでしょうか?

また、多くの生徒が、2年前に北海道胆振東部地震に見舞われ、自宅や寮でブラックアウトを経験しました。大変な思いも沢山しましたが、満天の星空に感動した人も多かったのではないでしょうか?

地震や感染症から、人にはコントロールできないことがあることを思い知らされました。一方、人の無力さの反面、自然の素晴らしさに気付く機会になったとも言えます。不便な生活を通して、本当に必要なものは、そんなに多くないことも知ることができました。私たちは今、目を向けるべきものを選ぶ必要があるのです。

スマホやゲーム、テレビなどは簡単に知りたいことや楽しみが手に入りますから、便利で魅力的です。でも、簡単に手に入るものは、簡単に色あせてしまうことも事実です。自然を見た時に感動したり、友達が心の支えになるのは、時間をかけてゆっくりと築きあげられたものだからです。

日常が戻りつつある今だからこそ、今日の聖書にあるように、意識して「野に咲く花や空を飛ぶ鳥」に目を向ける機会を増やしてみませんか。鳥や野の花は何もしていないわけではありません。本当に必要なことだけに目を向け、一心不乱に成長しているのです。

聖書は、人間がどんなに「思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか」とも言っています。思い悩んでも、何も解決しません。だったらその時間と労力を本当に大切なことに注ぎませんか。不安に思い煩うのではなく、神様に目を向けたなら、心配しなくても必要なものは「みな加えて与えられる」と約束されているのですから。

皆さんには、どんなに環境が変わっても野に咲く花のように、一番大切なことから目を離さずに、健やかな人生を歩んでもらいたいと願っています。

(教諭 西川 謙)

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