日曜メッセージ  ― 三愛精神 — (入学記念メッセージ)

今週の日曜メッセージは入学記念メッセージとしてお届けします

「三愛精神」

 

「イエスは言われた。『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』」            

(マタイによる福音書 22章37~39節)

 

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。本校の一員となった皆さんを心から歓迎します。また、新入生の保護者の皆様、お子様の新しい門出を心よりお慶び申し上げます。

今年の生徒数は984名= (全日制833+通信制151)。教職員を含めると1000名を越える協同体となる本校は、新1年生の加入と大学生・教職員を含めた酪農学園全体で、心と精神と思いを尽くして建学の精神に立った学びを進めていきます。

本校は教育の柱として「神を愛し、人を愛し、土を愛す」という「三愛精神」を掲げています。これは今日の聖書の言葉に通じるものです。では、神を愛すとはどういうことなのでしょう。聖書は「神を愛すとは、神の掟を守ることです」と言います。さらに、「その掟とは、神の子イエス・キリストを信じ、この方がわたしたちに命じられたように、互いに愛し合うことです」とあります。つまり、神を愛すとは、イエス・キリストを模範として生き、私たちが互いに愛し合うことなのです。

イエス・キリストは、病気の人々、貧しい人々、社会の中で罪人とされる人々に目を向け、愛されました。彼らを癒(いや)し、赦(ゆる)し、希望を与えたのです。そして、最後に全人類の罪の身代わりとなって十字架で死なれました。それで終わるのではなく、死をも打ち破って復活し、神の教えが確かであることを示しました。この聖書の言う「喜びの訪れ」を、「福音(ふくいん)」と呼ぶのです。

神を愛すことは、人を愛すことにつながり、人に恵みをもたらす大地を愛すことにつながります。わたしたちは弱く不完全なものですが、イエスを信じて、キリストに倣(なら)って生きるとき、自分の身近にいる人々を愛す存在となることができるのです。今、世界では新型コロナウィルスの感染拡大のため多くの困難が生じています。家族との死別、失業、貧困や差別などに見舞われています。しかし、このような時だからこそ、この三愛精神を抱いて、それを土台として、一人ひとりが希望をもって目標の実現に向けて、「愛ある」新しい歩みを進めていきましょう。

 宗教部長 渡邊 淳

PAGE TOP